10個以上あった商品が、あっという間に1つだけに。POPも役割分担がポイントという話

「POP付けたら、あっという間に1つになってました」

そうご報告くださった売場がこちらです。

ある日、売場に10~15個くらい残っていたロブスターサンダル君を発見。
POPを付けてみようか、となり早速書かれた。

数日経って、売場の前を通ると、、、写真のとおり1つになっていた。

ちなみに今回のPOPをみたとき、こう思いませんでした?

「私(オレ)、こんな可愛らしいイラストが描けないし、、」

そしてPOPを書くのがイヤになりませんでしたか!?
(自分だったらなります(苦笑)それくらい完成度の高いPOPですよね)

そこは誤解のないようにしたくって。

POPには2種類あり、各々の役割や得意分野が違います。

  1. 魅せるPOP:商品や売場のイメージや雰囲気を高める。目を留めるのが得意
  2. 売る(伝える)POP:メッセージを伝えてお客さまの心を動かす。商品を売るのが得意

今回のロブスターサンダルは、商品の形そのものに特徴がありますよね。
だから説明も大切だけど、まず見てもらう。
存在に気づいてもらうことが販売においてポイントだったのではないでしょうか。

そういう意味で、ロブスターのイラストがお客さまの目を留めた(存在に気づかせた)。
『魅せるPOP』である今回のPOPが、商品の販売に貢献したのではないでしょうか。

商品をご購入いただきたければ、基本、メッセージを伝えてお客さまの心に訴える。
ここがポイントです(2の売るPOPですね)。

「可愛らしいイラストも独特の字体も描けないし…」

くれぐれもならず、POPにも役割分担があることを憶えておいてくださいね。

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