段ボールひとつにも、こだわりがある

売場で見かけた“ひと工夫”

ある日、売場でボードを手に何かされているご担当者さんを発見。
「何か工夫をされているのかな?」と思って声をかけてみると、棚にボードを貼る際、見映えが良くなるように段ボールをはさんで角度を調整しているとのこと。

なるほど、こういう細かなところにも工夫があるんだなぁと。
こうした一つひとつの工夫が、売場全体をより見やすく、感じの良い空間にしているんですよね。

POPがより見やすくなるよう、段ボールをはさんで角度を調整

ご自身の体験から生まれた気づき

お話を伺う中で印象的だったのが、「滑りやすい靴底」との出会いの話です。
ご担当者さん、以前に道路で滑って転んだことがあったそうで…。

そのご経験から「靴の底って、商品によって滑りにくさが違うんだ」と気づかれたとのこと。

「たとえばこれ、触ってみてください」と実際に商品を手に取りながら教えてくださいました。
確かに、触ってみると“つるっ”とした感触のものもあり、違いを実感。

お客様の目にも入りやすいカラフルな長靴コーナー

整理整頓にも、こだわりと楽しさが

売場の前でお話をしていると、在庫の箱が種類ごとにきれいに並べられているのが目に見えて。

お客さまが探しやすいように整理されていたり、前には見本を一足ずつディスプレイされていたり。

「昔やってたパズルのゲームと同じなんです。25個のブロックを数字順に並べていく…。
あれと同じで、整っていると気持ちがいいんですよ」と笑顔で話してくださって、一緒に盛り上がりました。

特別なことじゃなくても

どの売場にも、それぞれの工夫や想いがありますよね。

「段ボールをはさんでPOPを見やすくする」
「在庫を種類ごとに整える」
一見小さなことに見えても、そこに“お客さまへの思いやり”が詰まっています。

こうした日々のちょっとした工夫や気づきが、売場の魅力をつくり、ファンを生み出していくんですね。
改めて、現場って楽しいなぁと感じました。

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