思わず足を止めた「カブルカサ」
ある店舗で見かけた「カブルカサ」というPOP。最初に見たとき、「え?何これ?」と一瞬目が止まったんです。

それくらいインパクトがあって、思わず近づいて見たくなる。
で、よく見ると――なるほど、こういう商品があるのかと納得。
正直、狙って作ったPOPではなかったのかもしれません。
でも、見る側としては“驚き”や“面白さ”を感じて、思わず惹きつけられたんです。

「感情が動くお店」は、また行きたくなる
お店に来るお客さまって、ただ「モノを買うため」だけに来られているわけではないと思うんです。
驚きとか、感動とか、「あ、これ面白い!」というワクワク――。
そんな気持ちを味わいたくて来ている方も、きっと多いですよね。
だからこそ、こうした“ちょっと気持ちが動く”瞬間がある売り場って、
気づけば「また行きたくなる」「なんか好きなお店だな」と感じてもらえる。
つまり、それが“ファンづくり”のきっかけになっている気がします。
お店の魅力は、商品だけじゃない
もちろん、「ここでしか買えない商品」があれば強いです。
でも、今はどのお店も似たような商品を扱っていたり、価格が勝負になったりしがち。
そんな中で差がつくのは、“お客さまの心が動く瞬間”をつくれるかどうか。
「何これ!?」という驚きもそうだし、
「店員さんが楽しそうに教えてくれた」みたいな温かさもそう。
この「カブルカサ」のPOPみたいに、ご担当者さん自身が「面白いな」と思った気持ちをそのまま伝えたことで、
お客さまの心にも響いた――そんな売り場だったと思います。
感じたことをそのまま伝える
難しく考えなくても、自分が「へぇ!」と思ったことをPOPや会話で伝えるだけで、
それが“お客さまのワクワク”につながります。
お店の魅力って、商品の良さだけじゃなくて、
そこで働く私たちの「気持ち」や「感動」からも生まれる。
そんなことをあらためて感じました。
あなたの売り場では、どんな“ワクワク”が生まれていますか?
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