奥への誘導を狙った、『顔』となる売り場のディスプレイ

「こんな売り場やったら、お客さん逃げていくでー」

店舗時代、上司に指摘されたことがあります。

売り場は、お店の顔。
売り場に鮮度やチカラがないと、せっかくの商品も魅力的に映りません。
お客さまの購買意欲も湧きませんよね。

中でも、どの売り場にもお客さまの第一印象を左右する、
『顔』となる場所があるのではないでしょうか。

今回のお店では、婦人売り場に向かわれたお客さまが一番に見る、
最も目立つ場所をディスプレイ(冒頭の写真)。
春らしい、季節感を出されています。

さらにディスプレイ棚の下のハンガーラックでは、4種類の商品をピックアップして陳列。

(薄手のブルゾン、ブラウス、パーカー、、etc)様々なタイプの商品を見てもらうことで、
「もっと他にあるかな?」
お客さまの興味を誘い、奥の売り場への誘導を意図されています。

まずは、お客さまの第一印象に影響を与える、顔となる売り場。
どの部門にもあると思います。
そこはどこかを考え、何か意図を持って※、ディスプレイする。
※今回は、婦人売り場の奥へも入ってもらうことでした

楽しみながら、チャレンジされてはどうでしょうか。

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