触ってもらうと、商品の良さが伝わる。POPから生まれた売り場のひと工夫

季節の社内報「ワクワクだより」Vol.1でご紹介した売り場事例です。
誌面では紹介しきれなかった工夫や背景をご紹介します。

2026年10月追記|「触ってみて」POPがバージョンアップ!

「見てください、見てください」
「このあいだ話していたPOP、さらに書きましたよ」

お店にうかがうと、担当者さんが売り場へ案内してくださいました。

そこにあったのは、以前ご紹介した「触って見て」POPのバージョンアップ版。

今回のPOPには、

「これ!触ってみてー
この肌ざわり やみつきになる〜」

というひと言が。

さらに、指をさすキャラクターのイラストも追加。
さらに楽しい雰囲気のPOPになっていました。

担当者さんによると、「触ってもらうPOP」についてネットでも調べながら、イラストなどを参考にされたそうです。

話をしたことをそのままにせず、すぐに調べて、試して、さらに工夫する。
POPがパワーアップしていたこと以上に、そんな担当者さんの行動の早さが印象に残りました。

そもそもの始まりは、2024年の「触って見て」POP

今回のPOPにつながる、最初の「触って見て」POP。
この工夫を初めて教えていただいたのは、2024年のことでした。

ここからは、その当時のお話をご紹介します。

「見てください、見てくださーい」

お店でお会いするなり、ご担当者さんが案内してくださった売り場。

そこにあったはずの商品が、きれいになくなっていました。

商品がなくなった売り場。何が起きたのでしょうか

売り場をリニューアルしたわけではありません。
並んでいた商品が、見事に完売していたのです。

では、何があったのでしょうか。

きっかけは「触って見て」のひと言

商品に付けられていたのが、こちらのPOPです。

「触って見て」

その下には、

「すごく肌触り最高」
「起毛で柔らか温かい」

と、商品の特徴がシンプルに書かれていました。

このPOPを付けたのは、およそ2週間前。
その後、商品は完売しました。

もちろん、POPだけが完売の理由だったとは言い切れません。

ただ、ご担当者さんはこんなふうに振り返られていました。

「インナーの商品っていっぱいあるので、こういうPOPがあると、とりあえず触って選ぶ方が多かったんじゃないでしょうか」

「触って見て」というひと言が、お客さまが商品に手を伸ばすきっかけの一つになったのかもしれません。

説明するより、まず体感してもらう

今回の商品の特徴の一つは、肌触りや柔らかさです。

こうした商品は、説明をたくさん書くよりも、まずは触ってもらう。

実際に手で触れることで、

「思ったより柔らかい」
「これなら暖かそう」

と、商品の良さを体感してもらいやすくなります。

売り場には似た商品がたくさん並んでいるからこそ、商品の違いを感じてもらうきっかけをつくることも大切なのかもしれませんね。

POPは、「説明」だけじゃない

POPというと、

「商品の特徴を書く」
「おすすめポイントを伝える」

と考えがちです。

でも今回のように、

「触ってみて」
「履いてみて」
「持ってみて」

と、お客さまの次の行動を促す使い方もできます。

特別なPOP技術が必要なわけではありません。
大切なのは、

「この商品の良さを知ってもらうには、お客さまに何をしてもらえばいいだろう?」

と考えてみることです。

自分の売り場なら、何を体感してもらう?

たとえば、

靴なら、履いてみてもらう。
手袋なら、触ってもらう。
バッグなら、背負ってもらう。
工具なら、持って重さを感じてもらう。

「説明する」だけでなく、商品に触れてもらうきっかけをつくる。

売り場にある商品の中で、

「これは、触ってもらった方が良さが伝わるな」

という商品がないか、一度探してみるのも面白そうですね。

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